「真・善・美」の「真」に由来する名前
「真」とは、誠実さということ。
一人ひとりの子どもたちの"できていること"だけではなく、
まくいかないときや、思い通りにならないときにも、
丁寧に寄り添い続けること。
「小学校に上がるまでに、何ができるようになっていると安心ですか?」
文字や数、運動、生活習慣……。もちろん、どれも大切です。
子どもたちを見ていると、
本当に力が試されるのは「できるかどうか」ではない場面だと感じます。
・友だちと気持ちがぶつかったとき
・やりたかった遊びが思い通りに進まなかったとき
・一生懸命つくったものが壊れてしまったとき
こうした経験の積み重ねが、
これからの社会を生きていくうえでの土台になると、
私たちは考えています。
大切なのは、何が起きたかという"見える事実"だけではなく、気持ち・意図・背景という"見えないもの"に目を向けられるかどうかです。子どもたちは、効率重視の集団給食と家庭での食事という、それぞれの場の背景を想像することで、状況に意味を与える力を育んでいきます。
立場ではなく関心(本当は何を大事にしたいのか)に注目する。幼児期にこの原型を体験することが、将来の協働力、話し合い、社会の中で関係をつくっていく力になります。
対話は子どもの関心を引き出し、思考を刺激し、理解を深め、考えを広げる。考える力・伝える力・聴く力を育む学びの方法そのものです。
OECD Learning Compass 2030 - 共創(CO-agency)
周囲の大人・仲間・地域と共に学びをつくる力。曖昧さや不確かさへの耐性を育み、先の見えない時代を生きる力を養います。
上手くいかなかった日
話し合って決めた約束が守れず、一生懸命作っていたブロックが崩れてしまいました。涙とため息のあとに、先生は問いかけます。「何が大事だった?」「次はどうすれば続けられるかな?」「誰に助けを頼もうか?」
うまくいかないことを「終わり」ではなく「やり直しのきっかけ」として受け止めるチカラ
もう一度やってみる
失敗を経験として受け止め、再挑戦する勇気を持つこと
“違う”を試してみる
柔軟に方法を変え、新しいアプローチを考えること
「助けて」と言える
適切に支援を求め、他者と協力する力
立ち直る力 = 未来を生きる力
思い通りにならない出来事を、"終わり"ではなく、"やり直しのきっかけ"として受け止められること。レジリエンスは、先の見えない時代において、曖昧さや不確かさに耐えながら、何度でも前に進める力の源泉となります。
寄り添い、待ち、問いで支える
・急いで「正しさ」を裁かない
・子どもの思いに耳を傾ける
・「どうしてだろう」と一緒に考える
・「もう一度やってみよう」と背中を押す
Foundation 01
見えないものを見る
出来事の背後にある気持ち・意図・背景に目を向け、想像し、意味づける力。カットフルーツの問いに象徴される、想像力の土台。
日々の環境で育つ力
・遊びと物語の中での想像力
・表現と対話を通じた対話力
・協同的学びでの合意形成力
・主体的に選び取る力
・納得して前に進む力
Foundation 02
折り合える
違いを抱えたまま、対話し、納得して前に進む力。ブロック遊びでの対話に象徴される、合意形成の土台。
Our Belief
本園が大切にしてきた「想像力を育む教育環境」は、見えないものを見る、折り合える、立ち直るという3つの力を、日々の遊びと生活の中で丁寧に育んでいくものです。
Foundation 03
立ち直る
うまくいかないことを「終わり」ではなく「やり直しのきっかけ」として受け止める力。レジリエンスの土台。
Our Conviction
これは新しい時代だからこそ取り入れた教育方法ではありません。創立以来大切にしてきた実践が、結果として「正解のない時代」を生きる力そのものでした。
まこと幼稚園での毎日は、思い通りにならない出来事を乗り越えながら、自分なりに納得し、また一歩踏み出す経験の連続です。この積み重ねこそが、これからの社会を生きていくための確かな土台となっていきます。